アロマは良い香りで心を落ち着かせるものです。それを取り入れたのがアロマハンドセラピーです。
安全にアロマテラピーを行う知識を持ち、第三者にアロマを用いたハンドトリートメントを提供出来る人に与えられる資格がアロマハンドセラピストです。
アロマハンドの資格概要と仕事内容について
資格取得には条件があり、協会の会員であることやアロマテラピー1級に合格すること、最後に認定スクールで5時間の標準カリキュラムを修了することの3つをクリアしなければなりません。
カリキュラムでは、アロマハンドトリートメントについての基礎知識と手技や手順を学びます。資格取得条件にアロマテラピー1級に合格することといううものがあるので、カリキュラムでは基本的にハンドトリートメントの技術などの知識をメインに教えてもらいます。
アロマハンドセラピストの資格を取得した後、主な就職先としてスパやサロンは予想しやすいですが、その他にもホテルでも専属セラピストとして雇ってもらえる場合があります。
近年は医療や福祉施設でも少しずつ取り入れられてきているので、これからまだまだ就職先の幅は増えるでしょう。
アロマハンドトリートメントは、ハーブや花、果実から抽出したエッセンシャルオイルを使用して最初に香りで心をリラックスさせます。その後にハンドトリートメントを行い、手の凝りをほぐしていくのです。この時、使用する香りは施術対象者によって変える必要があります。
例えば緊張をほぐしたい相手に、気分を高揚させるスパイス系の香りは逆効果になります。緊張をほぐす場合には優しく心に浸透するフローラル系を使用しなければなりません。そういった知識も、資格取得時のカリキュラムで学ぶことが出来ます。
アロマハンドセラピーを仕事面で活かしたい場合は、なるべく資格取得をしておきましょう。
アロマハンドセラピストには国家資格はなく、民間資格のみです。つまりセラピストを名乗るための特別な資格は原則必要ないのですが、資格を持たない人を積極的に雇う企業はほぼありません。
就職先に信用してもらうためにも、通信講座やスクールに通って資格取得をしましょう。例えどんなに腕のいいセラピストであっても、資格を持っているのと持っていないのとでは大きな差が出ます。
アロマハンドセラピストは、これからが伸びていく資格だと予想されます。癒しの資格は決して無用となることがなく、取得すればこれからの長い時間仕事やプライベートで役に立ってくれるでしょう。資格を取得したことによって、現在サロンやスパで働いている人にとってはスキルアップにつながります。
アロマハンドセラピーは、様々な分野で活躍出来る資格なので積極的に取得を検討しましょう。